川端の湯宿 滝亭
一昔前であれば、金沢は行きたくても行きづらい、そんな観光地でした。2015年の北陸新幹線の延伸によってアクセスは劇的に改善され、今では2時間半で気軽に行けるようになりました。そんな金沢は国内でも人気の観光地で、たびたびドラマや映画の舞台にもなっています。そこにある金沢犀川温泉の「川端の湯宿 滝亭」は、まさに「上質」という言葉にピッタリの美しい宿です。その魅力をたっぷりご紹介しましょう。
滝亭の特徴
川端の湯宿 滝亭は、創業約50年を超える温泉旅館です。この旅館は、自然に囲まれたたずまいも美しく、その外観だけでも人々を惹きつけます。市街地へのアクセスもよく、車で10分ほどで到着するので、金沢の温泉地としての魅力も、美味しい自然と新鮮な空気の中で味わう居心地の良さも、どちらも味わえるいいとこどりのお宿です。
圧倒的もてなし
滝亭の魅力を語るに欠かせないのが、その最高のおもてなし。滝亭の口コミをみれば分かるように、圧倒的に多いレビューが接客についてです。予約時からチェックアウトまで、隅々までいきわたった文句なしのサービスは、旅の疲れを癒します。滝亭は少々値が張りますが、リピーターが非常に多いのは、このおもてなしに胸を打たれているからです。
旅館と楽しみ方
川端の湯宿 滝亭、そのコンセプトは「お客様一人一人に常に最高の癒しを提供すること」です。そのコンセプト通り、綺麗で心地よさを感じられる旅館は、温かみがありながらも高級感があります。
お部屋は、完全な和室や洋を混ぜた和モダンな部屋があります。目の前を流れる犀川を眺めて入る客室露天風呂は、まさに贅沢の一言に尽きます。もちろん大浴場もあり、その露天風呂では滝を眺めながら入ることができます。マイナスイオンを全身で感じながら疲れを癒すこの時間が、明日からの活力にもなること間違いなしです。
さらに、料理を理由にリピーターとなった方がいるほど、滝亭のお夕食と朝食は選ばれる理由の一つです。彩り豊かなお膳、繊細な味付け、小鉢も豊富で多種多様な地のものを味わうことができます。
令和6年に発生した能登半島地震の影響
令和6年1月1日元旦に、強い地震が能登半島を襲いました。多くの方が被害に遭い、また悲しい災害の歴史が増えてしまいました。この地震による影響は凄まじく、建物の倒壊や土砂崩れ、川の氾濫など、甚大な被害が町を襲いました。復旧は着実に進んではいるものの、この地震の影響は未だに残っています。一部風評被害もあるようで、それらも復旧の足を引っ張っているようです。もちろん、滝亭でもその影響を大きく受けました。大窓が割れ、貴重な美術品が破損、天井や壁、タイルの主膳が必要となり、お客様を受け入れられる状況では無くなったのです。
クラウドファンディングでの支援
そこで始まったのがクラウドファンディングでした。ここで支援を求めたところ、多くの支援が集まりました。そこには以前滝亭を訪れた方が、「また旅館を訪れたい」とのコメントを寄せていました。これだけの支援があっという間に集まったのは、滝亭が数年前に訪れた方にとっても忘れられない記憶に残るサービスを真摯に提供してきたからだと言えるでしょう。
最後に
大切な人との旅行、記念日、自分へのご褒美など、どの場面で利用しても気持ちよく過ごせます。どの状況でも特別な時間をくれる「川端の湯宿 滝亭」。金沢を訪れた際には、是非とも一度訪れてみてください。